ゴールデンウィークに読んでおきたい本 8選

2019年のゴールデンウィークは最長で10日間。職場によっては夏休みよりもまとまった時間が取れるのではないでしょうか。そういうときは、積読だけになっている本や読み逃してきた本を読むチャンスでもあります。私もその予定なのですが、私が読みたいと思っている本をご紹介いたします。

社会変革のためのシステム思考実践ガイド

2018年11月に英治出版から出版行された書籍で、いま話題にもなっている「コレクティブ・インパクト」の実践書です。「コレクティブ・インパクト」という言葉は知っていても、事例を通じて理解をしたかったので購入しました。まだ読めていないので、ゴールデンウィークに読みたいと思います。

社会的インパクトとは何か

こちらも英治出版から出版された書籍で、2015年に初版が出版されています。こちらは「社会的インパクト」に関する実践書です。休眠預金口座で「社会的インパクト」という言葉をよく目にすることが多くなりました。「インパクト」という言葉自体は理解できますが、そこに「社会的」という言葉がついた場合、どのような意味を持つのか、一度、読んではいるのですが、改めて勉強したいと思っています。

凡人のための地域再生入門

ダイヤモンド社から2018年11月に出版された書籍です。一度読んではいるのですが、改めて読み返してみたい本です。帯に書いてある「補助金が地方のガンなんや!」というフレーズは、補助金を助成金という言葉に置き換えれば、どの非営利活動にも通じるものを感じます。小説仕立てになっており、非常に読みやすい本です。

SDGsとまちづくり

地域つながりでもう1冊、2019年3月に学文社から出版されたばかりの書籍を読みたいと思っています。同社からは2016年に「SDGsと開発教育」、2017年に「SDGsと環境教育」が出版されていて、3冊目のSDGs解説本です。 「SDGsと開発教育」 が非常に勉強になったので「まちづくり」も購入しました。まだ読めていません。

「参加の力」が創る共生社会

ミネルヴァ書房から2018年6月に出版された書籍です。一度読んでいますが、同書のサブタイトルにもなっている「市民の共感・主体性をどう醸成するか」という視点で読み返したいと思っています。

当事者研究の研究

2013年2月に出版された書籍で、医学書院のシリーズ「ケアをひらく」の1冊です。当事者研究といういうのは、北海道の浦河べてるの家で始まった精神障害を持つ当事者自身が、自分たちが抱える問題を研究するというもの。同じシリーズの「べてるの家の『非』援助論」も、購入したはいいけど読めていない書籍ですので、この機会に読みたいと思っています。

偽善のトリセツ

2019年1月に出版された河出文庫の1冊です。寄付も、ボランティアも偽善と言われることがありますが、正直な人が何も行動しないより、偽善と思われても行動したほうが世の中変わるのではないですか、という主張。表紙の募金しているイラストにひかれて購入しましたが、会話調で書かれているのでとても読みやすい本でした。また読み返したいと思います。

ソーシャル物理学

草思社文庫の1冊で、2018年10月に出版されています。ソーシャルという言葉や副題の「『良いアイデアはいかに広がるか』の新しい科学」というコピーにひかれて購入しましたが、積読だけですので、ゴールデンウィーク中に読破したいと思います。ファンドレイジングでも心理学や行動経済学を参考にした取り組みがあります。ソーシャル物理学(社会物理学)がファンドレイジングや非営利活動に取り入れることができないか期待して読みたいと思います。

10日間で8冊も読み切れるかわかりませんが、これだけまとまった時間を取れる機会はそうもありません。皆さんもインプットの時間にあててみるのはいかがでしょうか。