25問によるファンドレイジングチェックリストを作成してみました。これらの質問に5段階評価で答えることで、ファンドレイジング(資金調達)の「体制」や「計画」のほか、会員や寄付者など支援者との「関係性を維持する取り組み」「関係性を拡大する取り組み」「関係性を再構築(修復)する取り組み」の強みや弱みが把握できます。 どの質問がどの分野に分類されるかは、現在、非公開にしています。
- イベントの参加者リストを作成している。
- ウェブサイトなどで受託事業や助成金の獲得状況を公開している。
- 会員募集/寄付募集に関する広報物(ちらしやウェブサイト)がある。
- 会員や寄付者に領収書(お礼状)を発送している。
- 企業や団体向けのパンフレットや提案書を用意している。
- 寄付者数と寄付額が把握できている。
- 寄付に関する数値目標がある。
- 寄付に関する年間活動計画を策定している。
- 寄付の送金方法(決済方法)を複数用意している。
- これまですべての寄付者リストを作成している。
- 支援者(会員/寄付者)に活動報告をしている。
- 自団体が申請できる助成金の一覧を作成している。
- 事務局内でファンドレイジング活動の成果について共有している。
- 受託事業や助成金の報告書を活用している。
- すべての会員種別について、退会者を含めた名簿がある。
- 総会ではファンドレイジング活動が議案になっている。
- 代表や事務局長がファンドレイジングに関わっている。
- 団体の理念(ビジョン/ミッション)が明文化されている。
- ファンドレイジング活動について振り返りを実施している。
- ファンドレイジング担当者が明確になっている。
- ファンドレイジングに関する予算が計上されている。
- ファンドレイジングに協力してくれるボランティアがいる。
- 複数の寄付メニュー(寄付プログラム)を持っている。
- 理事会でファンドレイジングについて審議・協議・報告している。
- 正会員以外の会員制度がある。
ファンドレイジング(資金調達)とは「フレンド・レイジング」や「ファン度レイジング」とも言われるように、単に活動資金を増やす取り組みではなく、団体に関わる人々を増やしていく取り組みです。資金(お金)はどこにあるのかと考えると、人々のお財布や口座にあります。人を動かさない限り、お金も動きません。資金を集めるために、まずは人を集める必要があります。「関係性を維持する取り組み」「関係性を拡大する取り組み」「関係性を再構築(修復)する取り組み」といった整理・分類は、 資金調達は支援者の維持や拡大であるという発想に基づいています。
分類は非公開にしています。このファンドレイジングチェックリストを使った勉強会・研修会の講師や個別相談をお受けしています。費用や内容など詳細はお気軽にお問い合わせください。