ダイレクトメールを読んだ人を次の行動へ導く戦術

ダイレクトメールを読んだ人を次の行動へ導く戦術

ダイレクトメールは発送する前に、開封してもらえた後の行動も設計しておく必要があります。どのような工夫をすれば、受け取った相手が行動しやすくなるのか考えなければなりません。

手紙

まずは手紙です。チラシを送り付けるだけでは、行動にはつながりません。最終的に何をしてほしいか「お願い」を書いた手紙を入れましょう。手紙はチラシではないので、無理に1枚にまとめる必要はありません。想いをしっかり書きましょう。

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返信用の同封物

注文書、マンスリーサポーターの申込用紙、自動引落書類、振替払込用紙などの返信用の同封物、次の行動のための同封物は必ず入れましょう。返信をFAXやメールでもらうことが多くても、返信用封筒は同封しておいたほうが丁寧です。ワードの差し込み印刷などの機能を使って、ダイレクトメールを受け取った人にとって、記入の手間を極力少なくする工夫が必要です。寄付をお願いするときは、振替払込用紙を同封することになりますが、ゆうちょ銀行では口座記号/口座番号/加入者名の印字サービス(有料)を行っています。通信欄には寄付の選択肢(たとえば、金額やプロジェクト名など)を、ご依頼人欄は差し込み印刷でダイレクトメールの受取人の名前を、あらかじめ印字しておきたいです。

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届けるタイミング

行動につなげるために、届けるタイミングも考えておきたいです。振替払込用紙を使った寄付をお願いするのであれば、月・火・水の週の前半に届けることが良いですね。郵便局の窓口がやっている平日に、余裕をもって届けることができれば、ダイレクトメールが届いた翌日のお買い物の途中、仕事の休憩時間には振り込みができる理想的な状況がつくれます。

ダイレクトメールは、受け取った相手にわざわざ行動してもらうことを要求します。わざわざ行動してもらうことの障害を取り除き、ハードルを下げるための努力を継続していく必要があります。